介護福祉士が誠実に業務を行うことを明示した法律として、正しいものを1つ選びなさい。
1:社会福祉法
2:高齢者虐待防止法
3:社会福祉士及び介護福祉士法
4:介護保険法
5:老人福祉法
(注)「高齢者虐待防止法」とは、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
答:3
1:誤り。社会福祉法は、社会福祉事業の全分野における共通的基本事項を定めたものである。
2:誤り。高齢者虐待防止法は、高齢者虐待の防止等に関する国等の責務、被虐待高齢者の保護措置、養護者への相談・指導・助言などの支援措置を定めたものである。
3:正しい。社会福祉士及び介護福祉士法は、社会福祉士及び介護福祉士の資格を定めたものであり、「社会福祉士及び介護福祉士は、その担当する者が個人の尊厳を保持し、自立した日常生活を営むことができるよう、常にその者の立場に立って、誠実にその業務を行わなければならない。」と明示されている。
4:誤り。介護保険法は、介護保険制度とその保険給付等に関して必要な事項を定めたものである。
5:誤り。老人福祉法は、老人の福祉を図ることを目的とし、その心身の健康保持や生活の安定のために必要な措置について定めたものである。
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