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第24回-問題104

Jさん(80歳、女性)は腰椎圧迫骨折(lumbar compression fracture)のため2週間入院し、10日前に退院した。症状は軽快し現在はコルセットを使用しており、腰痛もない。ほかに持病はなく日常生活は自立している。近所に住む娘から「昼間に様子を見に行くと、いつも横になっている」と相談を受けた。
Jさんに対して、特に廃用症候群(disuse syndrome)の予防のために行う介護職のアドバイスとして、最も適切なものを一つ選びなさい。

1:日中の休養は座位でとるようにする。

2:食事の量を制限して体重を減らす。

3:鎮痛剤を多めに服用する。

4:病院に再入院を依頼する。

5:ポータブルトイレを利用する。

答:1

1:正しい。廃用症候群を予防するためには、座位時間を増やしたり、ベッド上で上肢や下肢を動かす運動を行うことが大切である。

2:誤り。症状は軽快し食事の量を制限する必要はないと考えられる。また食事の制限について介護職がアドバイスすることは適切でない。

3:誤り。現在は腰痛がなく鎮痛剤を服用する必要はないと考えられる。また薬の量について介護職がアドバイスすることは適切でない。

4:誤り。日常生活は自立しており再入院する必要はないと考えられる。また入院の必要性について介護職がアドバイスすることは適切でない。

5:誤り。腰痛もなく日常生活は自立しており、ポータブルトイレを利用する必要はないと考えられる。

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