広汎性発達障害(pervasive developmental disorder)の特性として、正しいものを一つ選びなさい。
1:親の育て方による障害
2:本人の努力不足による障害
3:その症状が通常成人期以降に発現する障害
4:コミュニケーションの障害
5:廃用症候群(disuse syndrome)による障害
答:4
1:誤り。広汎性発達障害は、生物学的要因、主として遺伝によるものと考えられている。親の育て方による障害ではない。
2:誤り。広汎性発達障害は、生物学的要因、主として遺伝によるものと考えられている。本人の努力不足による障害ではない。
3:誤り。広汎性発達障害は、その症状が3歳以前から有するということが診断基準となっている。
4:正しい。広汎性発達障害の特徴の一つに、コミュニケーションの障害がある。
5:誤り。広汎性発達障害は、生物学的要因、主として遺伝によるものと考えられている。廃用症候群による障害ではない。