介護老人福祉施設に入所しているAさん(75歳、男性)は認知症(dementia)と診断されている。頻尿であり夜間に2~3度目を覚まし、施設の廊下をうろうろしていて、朝、部屋へ行くと悪臭があり、ごみ箱の中に排尿していることが続いている。
トイレでの排泄を目標としたアセスメントの視点として、適切でないものを一つ選びなさい。
1:尿意
2:水分摂取量
3:トイレの場所の認知状況
4:夜間の睡眠状態
5:口腔の清潔の状態
答:5
1:正しい。尿意の有無は、トイレでの排泄を目標としたアセスメントの視点として適切である。
2:正しい。水分摂取量は、トイレでの排泄を目標としたアセスメントの視点として適切である。
3:正しい。トイレの場所の認知状況は、トイレでの排泄を目標としたアセスメントの視点として適切である。
4:正しい。睡眠状態は、夜間にトイレで排泄することを目標としたアセスメントの視点として適切である。
5:誤り。口腔の清潔の状態は、トイレでの排泄を目標としたアセスメントの視点としては適切でない。