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第24回-問題26

介護サービス提供の場に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1:認知症対応型共同生活介護は地域密着型サービスの一つである。

2:介護老人福祉施設の施設長は医師でなければならない。

3:軽費老人ホームは要介護度が重い人の入居を目的にしている。

4:介護療養型医療施設は要介護者の生活管理を主目的としている。

5:小規模多機能型居宅介護は医療管理が必要な介護者のサービスである。

答:1

1:正しい。地域密着型サービスには、夜間対応型訪問介護、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、複合型サービスの8種類がある

2:誤り。介護老人福祉施設の施設長は医師でなければならないという規定はない。なお指定介護老人福祉施設の管理者は、専ら当該指定介護老人福祉施設の職務に従事する常勤の者でなければならないという規定がある。また特別養護老人ホームの施設長及び管理者の資格要件は、(1)社会福祉主事の要件を満たす者、(2)社会福祉事業に2年以上従事した者、(3)社会福祉施設長資格認定講習会を受講した者となっている。

3:誤り。軽費老人ホームは、無料又は低額な料金で、身体機能の低下等により自立した日常生活を営むことについて不安があると認められる者であって、家族による援助を受けることが困難なものを入所させ、食事の提供、入浴等の準備、相談及び援助、社会生活上の便宜の供与その他の日常生活上必要な便宜を提供するものである。

4:誤り。介護療養型医療施設は、長期にわたる療養を必要とする要介護者に対し、施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護その他の世話及び機能訓練その他の必要な医療を行うものである。

5:誤り。小規模多機能型居宅介護は、通いを中心として、利用者の様態や希望に応じて、随時訪問や宿泊を組み合わせてサービスを提供することにより、利用者の居宅における生活の継続を支援するものである。


※法改正
介護療養型医療施設は、平成23年度末までに制度として廃止されており、既存施設について平成29年度末(平成30年3月31日)まで廃止期限が延長されている。

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