介護保険制度に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1:被保険者になるためには、年齢に関係なく医療保険に加入していることが必要である。
2:被保険者であれば、要介護状態の原因にかかわらず、介護給付を受けることができる。
3:同一の被保険者が、施設サービスと介護予防サービスを同時に受けることができる。
4:介護費用の利用者負担額は、利用者の所得に応じて決定される。
5:介護保険施設の食費及び居住に要した費用については、所得の状況、その他の事情を考慮して給付が行われる。
答:5
1:誤り。市町村に住所を有する65歳以上の者については、医療保険に加入していなくても介護保険の被保険者となる。
2:誤り。要介護状態にある40歳以上65歳未満の者については、その要介護状態の原因である身体上又は精神上の障害が加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病であって政令で定めるものによって生じたもの(特定疾病)である場合、介護給付を受けることができる。
3:誤り。同一の被保険者が、要介護者を対象とする施設サービスと要支援者を対象とする介護予防サービスを同時に受けることはできない。
4:誤り。介護費用の利用者負担額は、利用したサービス費用の1割となっている。
5:正しい。介護保険施設の食費及び居住に要した費用については、所得の状況、その他の事情を考慮して給付が行われる。