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第22回-問題113

[事例(問題112から114まで共通)]
Hさん(75歳、女性)は、結腸がんのため2年前に下行結腸ストマ造設手術を行った。その後一人で生活をし、ストマ自己管理や身の回りのこともできていたが、身寄りがないのでケアハウスで生活するようになった。前向きに生きていこうと考え、買い物や映画鑑賞にもよく出かけていた。
Hさんは、元来几帳面な性格であるため、ストマの管理に関する注意事項を守ろうと努力しているが、現在少しお腹が張ると訴えている。
2週間前に買い物に出かけた後から元気がなく、自室にこもり、入浴をしなくなった。また、ストマの自己管理もおぼつかなくなってきており、ストマ周辺の皮膚にびらんが見られるようになった。

Hさんの日常生活支援に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1:ヨーグルトを勧めた。

2:栄養不足に注意した。

3:皮膚保護剤を貼りかえた。

4:かかりつけ医に連絡をした。

5:入浴を勧めた。

答:3

1:正しい。お腹が張ると訴えているので、ヨーグルトを勧めることは適切である。

2:正しい。元気がなく、自室にこもっているので、栄養不足に注意する必要がある。

3:誤り。皮膚にびらんについては、医師の診察を受ける必要がある。

4:正しい。元気がなくなり様子がおかしいので、かかりつけ医に相談することは適切である。

5:正しい。入浴をしなくなったので、入浴を勧めることが適切である。

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