寝たきりによる合併症とその予防に関する次の組み合わせのうち、適切なものを一つ選びなさい。
1:関節拘縮-----カルシウムの摂取
2:残尿-----水分の制限
3:精神機能低下-----個室への移動
4:起立性低血圧-----座位の訓練
5:便秘-----浣腸の実施
答:4
1:誤り。カルシウムの摂取は、関節拘縮の予防にはならない。
2:誤り。水分を制限すると脱水を起こす危険性があるため行わない。
3:誤り。個室への移動は孤独を招くため、精神機能を低下させやすくなってしまう。
4:正しい。起立性低血圧の予防には、座位の訓練が有効である。
5:誤り。浣腸は排便ができない場合に用いられるものであり、便秘の予防にはならない。
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