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第22回-問題49

家庭生活に関連する法制度についての次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1:「児童虐待防止法」では、保護者以外の同居人による虐待は児童虐待には該当しないと規定している。

2:「DV防止法」では、夫婦間の暴力に対しては他者が介入できないとしている。

3:民法では、直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務があるとしている。

4:「高齢者虐待防止法」では、高齢者の財産を不当に処分しても高齢者虐待には該当しないと規定している。

5:成年後見制度では、民法における相続人の中から後見人を選択することとしている。

(注)
1 「児童虐待防止法」とは、「児童虐待の防止等に関する法律」のことである。
2 「DV防止法」とは、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」のことである。
3 「高齢者虐待防止法」とは、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。

答:3

1:誤り。「児童虐待防止法」では、保護者以外の同居人による虐待であっても児童虐待に該当する。

2:誤り。「DV防止法」では、夫婦間の暴力に対しては被害者の保護のため他者が介入できるとしている。

3:正しい。民法では、直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務があるとしている。

4:誤り。「高齢者虐待防止法」では、高齢者の財産を不当に処分することを経済的虐待として規定している。

5:誤り。成年後見制度における後見人は親族や法律家などから選任され、民法における相続人に限られてるわけではない。

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