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第22回-問題29

個別援助技術の原則に基づく対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1:居室に行くとEさんが「誰にも言わないでね。実は時々お腹が痛むのだけど、あなたの顔を見ると痛みもなくなるわ」と言ったので、誰にも話さないようにした。

2:朝食中、パン食希望のFさんにいつものコーンスープを出すと「今日はみそ汁がよい」と言ったので、「パン食のときは、いつもこのスープでしたよ」と対応した。

3:一人暮らしのGさん宅を訪問したとき、Gさんが「死にたい」と言ったので、「そんなこと言わないでください。私も頑張るからGさんも頑張ってください」と答えた。

4:ナースコールでHさんの居室に行くと「あんたは嫌いだから違う人を呼んで」と言ったので、「なぜですか、私のどこが嫌いなのか教えてください」と尋ねた。

5:外出前のJさんに、「どちらのカーディガンがいいですか」と尋ねながら、Jさんに決めてもらうことにした。

答:5

1:誤り。病状については、医師に報告するなど情報共有の必要があると考えられる。

2:誤り。利用者からの希望があれば、できるだけ希望に沿った対応をするよう努力するべきである。

3:誤り。自殺願望があるときは、まず気持ちをよく聴いて、対応について慎重に検討する必要がある。

4:誤り。嫌いだと言われても、用件を聞き、冷静に対応する必要がある。

5:正しい。着るものなどを選ぶときに、自分で決めてもらうことは適切な対応である。

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