情報システム戦略策定の主たる目的として、適切なものはどれか。
ア:新たに構築する業務と情報システムに対する要件を明確にし、それを基にIT化の範囲を決定してその具体的機能を明示する。
イ:経営戦略に基づいた情報システム全体のあるべき姿を明確にして、組織としての情報システム全体の最適化方針を決定する。
ウ:情報システム開発のために、組織として開発方法と管理方法を決定し、それらに基づいて開発と管理の標準手順を設定する。
エ:対象とする業務の情報システム構築に関する要求事項を整理し、そのシステム化の方針と構築のための実施計画を作成する。
答:イ
ア:誤り。IT化の範囲を決定してその具体的機能を明示することは、要件定義プロセスの目的である。
イ:正しい。組織としての情報システム全体の最適化方針を決定することは、情報システム戦略策定の目的である。
ウ:誤り。情報システム開発のために、組織として開発方法と管理方法を決定し、それらに基づいて開発と管理の標準手順を設定することは、プロジェクト計画策定の目的である。
エ:誤り。対象とする業務の情報システム構築に関する要求事項を整理し、そのシステム化の方針と構築のための実施計画を作成することは、企画プロセスの目的である。