PPM(Product Portfolio Management)で“問題児”と呼ばれる領域の特徴として、適切なものはどれか。
ア:市場占有率が高く、事業拡大のための積極的な投資を必要としないので、収益源となる。
イ:市場の成長と高い占有率によって大きな売上がもたらされるが、競争力維持のために継続的な投資を必要とする。
ウ:市場の成長率及び市場占有率がともに低く、長期的なビジネスの期待を掛けられないので、撤退も検討しなければならない。
エ:市場は成長しているが占有率が低く、今後の収益の柱となる事業に育てるために積極的な投資を必要とする。
答:エ
ア:誤り。市場占有率が高く、積極的な投資を必要としない(市場成長率が低い)のは、金のなる木である。
イ:誤り。市場の成長率及び市場占有率がともに高いのは、花形である。
ウ:誤り。市場の成長率及び市場占有率がともに低いのは、負け犬である。
エ:正しい。問題児は、市場成長率が高く市場占有率が低い領域である。