部品製造会社Aでは製造工程における不良品発生を減らすために、業績評価指標の一つとして歩留り率を設定した。バランススコアカードの四つの視点のうち、歩留り率を設定する視点として、最も適切なものはどれか。
ア:学習と成長
イ:業務プロセス
ウ:顧客
エ:財務
答:イ
ア:誤り。学習と成長の視点では、企業ビジョンの達成を目的としており、歩留り率の設定は該当しない。
イ:正しい。製造工程による歩留り率の設定は、優れた業務プロセスの構築を目的としており、業務プロセスの視点として適切である。
ウ:誤り。歩留り率は、製造工程における指標なので、顧客の視点に基づいた設定ではない。
エ:誤り。歩留り率は、製造工程における指標なので、財務とは直接関係していない。