X社のシステム部門に所属しているA氏は、自社の会計システムの再構築プロジェクトの責任者を任された。システムの再構築を、企画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセスの順で進めるとき、企画プロセスにおけるシステム化計画の立案作業でA氏が実施する作業として、適切なものはどれか。
ア:画面、帳票などのユーザインタフェース要件を確定する。
イ:システムに対する制約条件や業務要件について、関係者の合意を得る。
ウ:提案依頼書を作成し、ベンダ企業に提案書の提出を求める。
エ:品質、コスト、納期の目標値と優先順位を設定する。
答:エ
ア:誤り。画面、帳票などのユーザインタフェース要件を確定するのは、開発プロセスである。
イ:誤り。システムに対する制約条件や業務要件について、関係者の合意を得るのは、要件定義プロセスである。
ウ:誤り。提案依頼書を作成し、ベンダ企業に提案書の提出を求めるのは、企画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセスのいずれでもなく、共通フレームにおいては取得プロセスとされている。
エ:正しい。品質、コスト、納期の目標値と優先順位を設定するのは、企画プロセスである。