製品に関するPPMに関して、次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
[ a ]とは、少ない投資で収益を生み出す製品群である。これに対して、[ b ]は、将来の成長のためには一定以上の投資が必要となる製品群である。
ア:a=金のなる木 b=負け犬
イ:a=金のなる木 b=問題児
ウ:a=花形(スター) b=負け犬
エ:a=花形(スター) b=問題児
答:イ
PPMは、市場成長率と市場占有率の2軸上に、製品などをプロットして分析を行う手法である。
2軸によって分類される4つの項目には、問題児、花形、金のなる木、負け犬があり、それぞれ特性が異なる。
問題児:市場成長率は高いが、市場占有率が低い。
花形:市場成長率も市場占有率も高い。
金のなる木:市場成長率は低いが、市場占有率は高い。
負け犬:市場成長率も市場占有率も低い。
また、市場成長率の高低は、投資の大小を示し、市場占有率の高低は、利益の大小を表す。
a:市場成長率が低く市場占有率が高い→金のなる木
b:市場成長率が高い→問題児か花形
よって正解はイとなる。