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H23特別-問20

不正競争防止法の不正競争に該当するものはどれか。

ア:競争関係にある他社の信用の低下につながる、反社会的な行為を公表した。

イ:自社で使っているドメイン名が、偶然他社のドメイン名と類似していた。

ウ:新聞に記載されていた掃除用具開発の着想を参考にして、オリジナルな文房具を開発した。

エ:取引先から入手した情報が他社の営業秘密に当たるものであることを知っていながら、自社で使用した。

答:エ

ア:誤り。反社会的な行為が事実なら、公表は道徳観念上の行為であり妨害行為にはあたらない。

イ:誤り。偶然であれば他社の企業活動を妨害しているとはいえない。

ウ:誤り。公然と知られている着想を参考にし、オリジナルな文房具の開発であれば不正競争に該当しない。

エ:正しい。他社の営業秘密を自社で使用することは、不正競争に該当する。

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