製造業のA社では、製品の組立てに必要な部品を購買している。A社では、自社の収入金額全体に占める割合が大きい部品を、重点的に在庫管理を行う対象として選びたい。このとき利用する図表として、適切なものはどれか。
ア：ガントチャート
イ：管理図
ウ：特性要因図
エ：パレート図
答：エ
ア：誤り。ガントチャートは、全体の作業や進捗を管理するための図で、収入金額全体に占める割合が大きい部品を特定する用途には向かない。
イ：誤り。管理図は、品質や製造工程の評価をするための図で、収入金額全体に占める割合が大きい部品を特定する用途には向かない。
ウ：誤り。特性要因図は、特性と要因を線で結んで体系的に表した図で、収入金額全体に占める割合が大きい部品を特定する用途には向かない。
エ：正しい。パレート図は、値の降順になる棒グラフと、累積比率の折れ線グラフで構成されるので、収入金額全体に占める割合が大きい部品を特定することができる。