データ通信における暗号化技術に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア：公開鍵暗号を使用してデータを暗号化する通信では、暗号化するための鍵を、どのように安全に配送するか工夫が必要である。
イ：データを暗号化して通信することによって、データの破壊や改ざんを防ぐことができる。
ウ：電子商取引などで使用されるディジタル署名には、公開鍵暗号の技術がつかわれている。
エ：不特定多数とのデータ通信においては、公開鍵暗号よりも共通鍵暗号が適している。
答：ウ
ア：誤り。公開鍵暗号では、暗号化するための鍵と復号するための鍵が異なるので、暗号化をする公開鍵の配送に工夫は必要ない。
イ：誤り。データを暗号化して通信しても、データの破壊や改ざんは防ぐことができない。
ウ：正しい。電子商取引などで使用されるディジタル署名には、公開鍵暗号の技術がつかわれている。
エ：誤り。不特定多数とのデータ通信においては、公開鍵暗号が適している。