プロジェクトマネージャが行うプロジェクト関係者とのコミュニケーションに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア:どのような報告をいつ、だれに対してどのような方法で行うか、プロジェクトの開始時点で決めておく。
イ:発注者にプロジェクトの進捗報告を行うときは、開発担当者が作成した進捗報告をそのまま使用する。
ウ:プロジェクトチームのメンバとのコミュニケーションは、連絡の迅速性を重視して口頭で行う。
エ:プロジェクトの規模にかかわらず、定期的にプロジェクト内外の関係者全員を集めた進捗状況確認の会議を開催する。
答:ア
ア:正しい。どのような報告をいつ、だれに対してどのような方法で行うか、プロジェクトの開始時点で決めておくのは大切である。
イ:誤り。開発担当者が作成した進捗報告をそのまま使用したのでは、マネージメントしているとはいえない。プロジェクトマネージャが確認し、発注者向けの報告に編集・統合するなどが必要である。
ウ:誤り。コミュニケーションは必ずしも文書化する必要はないが、トラブル回避のためには文書化し記録として残すことが望ましい。
エ:誤り。プロジェクトが大きいと、関係者全員を招集することが困難であるばかりか、進捗状況確認の会議中はプロジェクト全体が完全にストップしてしまう。