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H21秋期-問60

“甘味”、“うま味”、“塩味”、“酸味”、“苦味”の5種類の味覚を、6ビット(2進数で6けた)の数値で符号化する。これらを組み合わせた複合味を、数値の加減算で表現できるようにしたい。例えば、“甘味”と“酸味”を組み合わせた“甘酸っぱい”という複合味の符号を、それぞれの数値を加算して表現するとともに、逆に“甘酸っぱい”から“甘味”成分を取り除いた“酸味”を減算で表現できるようにしたい。味覚の符号として、適切なものはどれか。

答:ウまたはエ(※当初はウを正答としていたが、後にエを正答として追加。)

全ての味を符号化するためには、
複合味が重複した値にならない必要がある。

ア:誤り。000000(甘味)+000011(酸味)=000011となって、酸味と同じになる。

イ:誤り。000001(甘味)+000100(酸味)=000101となって、苦みと同じになる。

ウ:正しい。000001(甘味)+001000(酸味)=001001となって、001001-000001(甘味)=001000(酸味)となる。各ビットが1対1で味覚に対応しており、10進数では甘味=1、うま味=2、塩味=4、酸味=8、苦み=16で、どの組み合わせも他と重複しない。

エ:正しい。000001(甘味)+001111(酸味)=010000となり、010000-000001(甘味)=001111(酸味)となる。各ビットでは味覚を表していないが値で味覚を表しており、10進数では甘味=1、うま味=3、塩味=7、酸味=15、苦み=31で、どの組み合わせも他と重複しない。

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