企業会計を財務会計と管理会計に分類したとき、管理会計の特徴を表したものはどれか。
ア:一会計期間ごとに決算を行い、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表の作成が強制される。
イ:企業の経営者が、株主や債権者などの企業外部の利害関係者に対して会計報告を行う。
ウ:財務諸表規則や企業会計規則、各種会計基準などの会計法規に準拠した会計処理を行なう必要がある。
エ:部門、製品、地域別の予算統制、利益管理、業務評価など、経営判断のための内部報告書を作成する。
答:エ
ア:誤り。管理会計は内部的な会計なので強制されるものではない。
イ:誤り。企業外部の利害関係者に対して行う会計報告は財務会計である。
ウ:誤り。管理会計は内部的な会計なので会計法規に準拠している必要はない。
エ:正しい。経営判断のための内部報告書は管理会計によって作成される。