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関係法令
H21後期-問11
クレーンの製造又は設置に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:つり上げ荷重1tのスタッカー式クレーンを製造しようとする者は、原則として、あらかじめ、所轄都道府県労働局長の製造許可を受けなければならない。
2:製造許可を受けたクレーンを設置しようとする事業者(計画届の免除認定を受けているものを除く。)は、工事開始の日の30日前までにクレーン設置届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
3:つり上げ荷重1tの橋形クレーンを設置しようとする事業者(計画届の免除認定を受けているものを除く。)は、あらかじめ、クレーン設置報告書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
4:クレーン検査証を有するクレーンを設置している者に異動があった場合、当該異動後30日以内に所轄労働基準監督署長によるクレーン検査証の書替えを受けなければならない。
5:クレーン検査証の有効期間は、原則として2年であるが、落成検査の結果により2年未満とされることがある。
H21後期-問12
屋内に設置する走行クレーンと建設物との間隔、当該クレーンと建設物との間の歩道に関し、法令上、違反となるものは次のうちどれか。
1:クレーンガーダに歩道を設けたクレーンについて、クレーンの最高部(集電装置の部分を除く。)とその上方にあるはり等との間隔を0.4mとしている。
2:クレーンガーダの歩道の上に、歩道からの高さが1.5mの天がいを設け、歩道とその上方にあるはり等との間隔を1.7mとしている。
3:クレーンと建設物との間に設ける歩道の幅を、柱に接する部分を除き0.6mとしている。
4:クレーンと建設物との間に設ける歩道のうち、柱に接する部分の幅を0.3mとしている。
5:クレーンの運転室の端とその運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.3mとしている。
H21後期-問13
クレーンの運転の業務に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:クレーンの運転の業務に係る特別の教育を受けた者は、つり上げ荷重4tのクレーンの運転の業務に就くことができる。
2:床上運転式クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許を受けた者は、つり上げ荷重5tの無線操作式のクレーンの運転の業務に就くことができる。
3:床上操作式クレーン運転技能講習を修了した者は、つり上げ荷重10tの床上操作式クレーンの運転の業務に就くことができる。
4:限定なしのクレーン・デリック運転士免許を受けた者は、つり上げ荷重5tの跨線テルハの運転の業務に就くことができる。
5:クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許を受けた者は、つり上げ荷重5tの機上で運転する方式のクレーンの運転の業務に就くことができる。
H21後期-問14
クレーンの使用に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:クレーンは、原則として、定格荷重をこえる荷重をかけて使用してはならない。
2:クレーンの運転者は、荷をつったままで運転位置を離れてはならない。
3:作業指揮者の指揮のもとに、ジブクレーンを使用して作業するときは、クレーン明細書に記載されているジブの傾斜角の範囲をこえて使用することができる。
4:クレーン検査証を受けたクレーンを用いて作業を行うときは、当該作業を行う場所に、クレーン検査証を備え付けておかなければならない。
5:クレーンの直働式の巻過防止装置は、つり具等の上面とドラム等の下面との間隔が0.05m以上になるよう調整しておかなければならない。
H21後期-問15
クレーンの玉掛用具として、法令上、使用禁止に該当しないものは次のうちどれか。
1:エンドレスでないワイヤロープ又はつりチェーンで、その両端にフック、シャックル、リング又はアイのいずれも備えていないもの
2:公称径が22mmのワイヤロープで、その直径が20mmに減少しているもの
3:著しい腐食があるワイヤロープ
4:安全係数が3のつりチェーン
5:構成6×24のワイヤロープで、ワイヤロープ1よりの間に12本の素線(フィラ線を除く。)が切断しているもの
H21後期-問16
クレーンの合図、立入禁止の措置又は搭乗の制限に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:動力下降以外の方法によって荷を下降させるときは、つり荷の下に労働者を立ち入らせてはならない。
2:クレーンを用いて作業を行うときは、合図を行う者を玉掛け作業者の中から運転者が指名しなければならない。
3:クレーン運転者が単独で作業をするときは、合図を行う必要はない。
4:原則として、クレーンにより労働者を運搬し、又は労働者をつり上げて作業させてはならない。
5:バキューム式つり具を用いて玉掛けをした荷がつり上げられているときは、つり荷の下に労働者を立ち入らせてはならない。
H21後期-問17
クレーン・デリック運転士免許に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:満20歳に満たない者は、免許を受けることができない。
2:免許に係る業務に現に就いている者は、免許証を滅失したときは、免許証の再交付を受けなければならない。
3:免許証を他人に譲渡又は貸与したときは、免許の取消し又は6月以下の免許の効力の停止を受けることがある。
4:重大な過失により、免許に係る業務について重大な事故を発生させたときは、免許の取消し又は6月以下の免許の効力の停止を受けることがある。
5:免許に係る業務に現に就いている者は、氏名を変更したときは、免許証の書替えを受けなければならない。
H21後期-問18
事業者は、クレーンの組立て又は解体の作業を行うときは、法令上、作業指揮者を選任して、一定の事項を行わせなければならないが、この一定の事項に含まれないものは次のうちどれか。
1:作業の方法を決定すること。
2:労働者の配置を決定すること。
3:器具及び工具の機能を点検し、不良品を取り除くこと。
4:作業中、安全帯等の使用状況を監視すること。
5:落成検査の準備をすること。
H21後期-問19
クレーンの自主検査又は点検に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:作業開始前の点検においては、ランウェイの上及びトロリが横行するレールの状態についても、点検を行わなければならない。
2:1月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、ワイヤロープ及びチェーンの損傷の有無についても、検査を行わなければならない。
3:定期自主検査を行う日後6月以内にクレーン検査証の有効期間が満了するクレーンについては、1年以内ごとに1回行う定期自主検査を行わなくてもよい。
4:定期自主検査又は作業開始前の点検を行い、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。
5:定期自主検査の結果の記録は、3年間保存しなければならない。
H21後期-問20
つり上げ荷重が10tのクレーンについての検査に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:使用再開検査における安定度試験は、定格荷重の1.27倍の荷重の荷をつって、逸走防止装置を作用させ、安定に関し最も不利な条件で地切りすることによって行われる。
2:性能検査における荷重試験では、定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行、旋回、トロリの横行等の作動が定格速度により行われる。
3:クレーンの脚に変更を加えた者は、原則として変更検査を受けなければならない。
4:変更検査に合格したクレーンについては、クレーン検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書が行われる。
5:クレーンのつり上げ機構を変更しようとする事業者は、原則として、工事開始の日の30日前までにクレーン変更届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
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