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H29前期-問8

クレーンの種類、形式及び用途に関し、正しいものは次のうちどれか。

1:建屋の天井に取り付けられたレールから懸垂されて走行する天井クレーンは、クレーンガーダを走行レールの外側へオーバーハングさせることができるので、作業範囲を大きくできる特徴がある。

2:アンローダは、コンテナの陸揚げ・積込み用としてコンテナ専用のつり具を備えたクレーンである。

3:スタッカー式クレーンは、直立したガイドフレームに沿って荷とともに上下するマントロリを有するクレーンで、倉庫の棚などの荷の出し入れに使用される。

4:レードルクレーンは、主に造船所で使用される特殊な構造のクレーンで、ジブの水平引き込みが出来る。

5:橋形クレーンは、クレーンガーダに脚部を設けたクレーンで、一般に地上又は床上に設けたレール上を移動するが、作業範囲を広げるため、走行レールの外側にスイングレバーを設けたものもある。

答:1

1:正しい。建屋の天井に取り付けられたレールから懸垂されて走行する天井クレーンは、クレーンガーダを走行レールの外側へオーバーハングさせることができるので、作業範囲を大きくできる特徴がある。

2:誤り。アンローダは、鉄鉱石などのばら物を荷役するための専用のクレーンである。コンテナクレーンは、コンテナの陸揚げ・積込み用としてコンテナ専用のつり具を備えたクレーンである。

3:誤り。スタッカー式クレーンは、直立したガイドフレームに沿って上下するフォーク等を有するクレーンで、倉庫の棚などの荷の出し入れに使用される。

4:誤り。レードルクレーンは、製鋼工場において溶鋼鍋の運搬に多く用いられる。

5:誤り。橋形クレーンは、クレーンガーダに脚部を設けたクレーンで、一般に地上又は床上に設けたレール上を移動するが、作業範囲を広げるため、走行レールの外側にカンチレバーを設けたものもある。

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