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H28後期-問8

クレーンの運転時の注意事項として、誤っているものは次のうちどれか。

1:床上操作式クレーンでつり荷を移動させるときは、つり荷の運搬経路及び荷降ろし位置の安全確認のため、つり荷の前方に立ち、つり荷とともに歩くようにする。

2:つり荷の地切り時は、玉掛け用ワイヤロープが張った位置で一旦止め、フックの中心がつり荷の重心の真上にあることなどを確認してから地切りする。

3:追いノッチにより停止時の荷振れを防止するには目標位置の少し手前で移動の操作を一旦停止し、慣性で移動を続けるつり荷が振り切る直前にスイッチを入れて、その直後に停止する。

4:ジブクレーンで荷をつるときは、マストやジブのたわみにより作業半径が大きくなるので、つり荷の質量が定格荷重に近い場合は、たわみにより作業半径が大きくなっても定格荷重を超えないことを確認する。

5:無線操作式クレーンで、運転者自身が玉掛作業を行うときは、制御器の操作スイッチなどへの接触による誤動作を防止するため、制御器の電源スイッチを切っておく。

答:1

1:誤り。床上操作式クレーンでつり荷を移動させるときは、つり荷の後方又は横の位置に立ち、つり荷について歩くようにする。

2:正しい。つり荷の地切り時は、玉掛け用ワイヤロープが張った位置で一旦止め、フックの中心がつり荷の重心の真上にあることなどを確認してから地切りする。

3:正しい。追いノッチにより停止時の荷振れを防止するには目標位置の少し手前で移動の操作を一旦停止し、慣性で移動を続けるつり荷が振り切る直前にスイッチを入れて、その直後に停止する。

4:正しい。ジブクレーンで荷をつるときは、マストやジブのたわみにより作業半径が大きくなるので、つり荷の質量が定格荷重に近い場合は、たわみにより作業半径が大きくなっても定格荷重を超えないことを確認する。

5:正しい。無線操作式クレーンで、運転者自身が玉掛作業を行うときは、制御器の操作スイッチなどへの接触による誤動作を防止するため、制御器の電源スイッチを切っておく。

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