クレーンの組立て時、点検時、悪天候時及び地震発生時の措置に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:クレーンの組立ての作業を行うときは、作業指揮者を選任して、その者の指揮のもとに作業を実施させなければならない。
2:運転を禁止せずに、天井クレーンのクレーンガーダの上で当該クレーンの点検作業を行うときは、作業指揮者を定め、その者の指揮のもとに連絡及び合図の方法を定めて行わなければならない。
3:同一のランウェイに並置されている走行クレーンの点検の作業を行うときは、監視人をおくこと、ストッパーを設けること等労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
4:屋外に設置されているクレーンを用いて瞬間風速が毎秒30mをこえる風が吹いた後に作業を行うときは、あらかじめ、クレーンの各部分の異常の有無について点検を行わなければならない。
5:クレーンを用いて中震以上の震度の地震の後に作業を行うときは、クレーンの各部分について点検を行うとともに、その結果を記録し、1年間保存しなければならない。
答:5
1:正しい。クレーンの組立ての作業を行うときは、作業指揮者を選任して、その者の指揮のもとに作業を実施させなければならない。
2:正しい。運転を禁止せずに、天井クレーンのクレーンガーダの上で当該クレーンの点検作業を行うときは、作業指揮者を定め、その者の指揮のもとに連絡及び合図の方法を定めて行わなければならない。
3:正しい。同一のランウェイに並置されている走行クレーンの点検の作業を行うときは、監視人をおくこと、ストッパーを設けること等労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
4:正しい。屋外に設置されているクレーンを用いて瞬間風速が毎秒30mをこえる風が吹いた後に作業を行うときは、あらかじめ、クレーンの各部分の異常の有無について点検を行わなければならない。
5:誤り。クレーンを用いて中震以上の震度の地震の後に作業を行うときは、クレーンの各部分について点検を行うとともに、その結果を記録し、3年間保存しなければならない。