クレーンの巻過防止装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:レバー型リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、フックブロックの上面によりレバーを押し上げてリミットスイッチを作動させる方式である。
2;カム形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、巻上げ過ぎ及び巻下げ過ぎの両方の位置制限を1個のリミットスイッチで行うことができる。
3:重錘形リミットスイッチを用いた巻過防止装置には、電磁接触器の操作回路を開く操作回路式と、電動機の回路を直接開く動力回路式がある
4:直働式以外の方式の巻過防止装置は、直働式に比べて停止精度が良い。
5:重錘形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、ワイヤロープを交換したとき、スイッチの作動位置の再調整が不要である。
答:4
1:正しい。レバー型リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、フックブロックの上面によりレバーを押し上げてリミットスイッチを作動させる方式である。
2;正しい。カム形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、巻上げ過ぎ及び巻下げ過ぎの両方の位置制限を1個のリミットスイッチで行うことができる。
3:正しい。重錘形リミットスイッチを用いた巻過防止装置には、電磁接触器の操作回路を開く操作回路式と、電動機の回路を直接開く動力回路式がある
4:誤り。直働式以外の方式の巻過防止装置は、直働式に比べて停止精度が悪い。
5:正しい。重錘形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、ワイヤロープを交換したとき、スイッチの作動位置の再調整が不要である。