クレーンの給油又は点検に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:ワイヤロープの径を測定する場合は、フックシーブの通過ひん度が高い部分を避け、エコライザシーブの下方1m程度の位置で測定する。
2:減速機箱に収めた歯車へ油浴式で給油する場合、潤滑油は、油量、変質の有無等について定期的に点検し、劣化しているときは、新しい油と交換する。
3:軸受の給油が不足すると、軸受の温度が上昇し、焼付きを起こすことがある。
4:グリースの給油法には、給油箇所ごとに給油する方法と、各給油箇所へ配管し、ポンプを用いてまとめて給油する方法がある。
5:給油の際、車輪の踏面やレールの上面に油が付着した場合には、ベンジンなどでよくふき取る。
答:1
1:誤り。ワイヤロープの径を測定する場合は、フックシーブの通過ひん度が高い部分で測定する。
2:正しい。減速機箱に収めた歯車へ油浴式で給油する場合、潤滑油は、油量、変質の有無等について定期的に点検し、劣化しているときは、新しい油と交換する。
3:正しい。軸受の給油が不足すると、軸受の温度が上昇し、焼付きを起こすことがある。
4:正しい。グリースの給油法には、給油箇所ごとに給油する方法と、各給油箇所へ配管し、ポンプを用いてまとめて給油する方法がある。
5:正しい。給油の際、車輪の踏面やレールの上面に油が付着した場合には、ベンジンなどでよくふき取る。