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H28後期-問7

ワイヤロープ及びシーブに関し、正しいものは次のうちどれか。

1:ワイヤロープの心綱は、ストランドの中心にある素線のことで、良質の炭素鋼を線引きして作られる。

2:ワイヤロープの径の測定は、同一断面の長い方の径を3方向から測り、その最大値をとる。

3:「Sより」のワイヤロープは、ロープを縦にして見たとき、右上から左下へストランドがよられている。

4:シーブは、ワイヤロープの案内用の滑車であり、ロープの構成、材質などに応じてシーブ径(D)とロープ径(d)との比(D/d)の最小値が定められている。

5:エコライザシーブは、左右のワイヤロープの張力をつり合わせるために用いられ、巻上げ・巻下げの都度、他のシーブと同じように回転する。

答:4

1:誤り。心綱は、ワイヤロープの中心にあるもので、ロープ心と繊維心とがある。

2:誤り。ワイヤロープの径の測定は、同一断面の長い方の径を3方向から測り、その平均値をとる。

3:誤り。「Sより」のワイヤロープは、ロープを縦にして見たとき、左上から右下へストランドがよられている。

4:正しい。シーブは、ワイヤロープの案内用の滑車であり、ロープの構成、材質などに応じてシーブ径(D)とロープ径(d)との比(D/d)の最小値が定められている。

5:誤り。エコライザシーブは、左右のワイヤロープの張力をつり合わせるために用いられ、ほとんど回転はしない。

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