クレーンの安全装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。
１：直働式以外の方式の巻過防止装置に使われるリミットスイッチには、ねじ形とカム形がある。
２：クレーンの運転者が周囲の作業者等の注意を喚起するため必要に応じて警報を鳴らす装置としては、足踏み式又は押しボタン式のブザー、サイレン等がある。
３：同一ランウェイ上に2台のクレーンが設置されている場合の衝突防止装置としては、リミットスイッチ式、光式又は超音波式のものがある。
４：ねじ形リミットスイッチによる巻過防止装置は、巻上げ過ぎ及び巻下げ過ぎの両方の位置制限を1個のリミットスイッチで行うことができる。
５：逸走防止装置は、バッファともいい、屋外に設置された走行クレーンが風により流されることを防止するために設ける装置である。
答：５
１：正しい。直働式以外の方式の巻過防止装置に使われるリミットスイッチには、ねじ形とカム形がある。
２：正しい。クレーンの運転者が周囲の作業者等の注意を喚起するため必要に応じて警報を鳴らす装置としては、足踏み式又は押しボタン式のブザー、サイレン等がある。
３：正しい。同一ランウェイ上に2台のクレーンが設置されている場合の衝突防止装置としては、リミットスイッチ式、光式又は超音波式のものがある。
４：正しい。ねじ形リミットスイッチによる巻過防止装置は、巻上げ過ぎ及び巻下げ過ぎの両方の位置制限を1個のリミットスイッチで行うことができる。
５：誤り。逸走防止装置には、レールクランプとアンカーがあり、これらは屋外に設置された走行クレーンが風により流されることを防止するために設ける装置である。