終末期について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1:がんの場合には、個人差はあるものの、長い期間にわたり徐々に身体機能が低下していく。
2:心臓、肺、肝臓などの臓器不全の場合には、個人差はあるものの、日常生活は死の間際まで自力で行えることが多い。
3:老衰や認知症などの場合には、個人差はあるものの、長い期間を要して徐々に機能が低下していくため、最期を予測することが難しい。
4:がんや慢性疾患の場合には、本人の状態を考慮し、在宅ケアにこだわることなく、医療機関への入院を選択肢として想定しておく必要がある。
5:老衰や認知症などの場合には、廃用症候群の悪化を予防するために、リハビリテーション専門職の定期的な関わりや評価が必要である。
答:3・4・5
1:誤り。がんの場合の身体機能低下は、個人差があり、短期間に進行することもある。
2:誤り。心臓、肺、肝臓などの臓器不全の場合には、個人差はあるものの、日常生活を死の間際まで自力で行うことは難しい。
3:正しい。老衰や認知症などの場合には、個人差はあるものの、長い期間を要して徐々に機能が低下していくため、最期を予測することが難しい。
4:正しい。がんや慢性疾患の場合には、本人の状態を考慮し、在宅ケアにこだわることなく、医療機関への入院を選択肢として想定しておく必要がある。
5:正しい。老衰や認知症などの場合には、廃用症候群の悪化を予防するために、リハビリテーション専門職の定期的な関わりや評価が必要である。