相談面接を行う際の相談援助者の基本姿勢として、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1:クライエントとの面接においては、円滑なコミュニケーションを図るため、身だしなみにも気を配る。
2:聴覚に障害のあるクライエントと面接をする際には、クライエントと筆談で話をするよりも、その介護者と話をする。
3:クライエントは相談援助者側の反応に影響を受けるので、相談援助者自身の反応の仕方に注意する。
4:聞き逃しのないように、アセスメントシートの項目の順番に従い、すべての項目について質問する。
5:強い怒りを表出しているクライエントとの面接では、共感し、一緒に怒りを共有する。
答:1・3
1:正しい。クライエントとの面接においては、円滑なコミュニケーションを図るため、身だしなみにも気を配る。
2:誤り。聴覚に障害のあるクライエントと面接をする際には、その介護者と話をするだけではなく、筆談などによりクライエントと直接コミュニケーションを図ることが重要である。
3:正しい。クライエントは相談援助者側の反応に影響を受けるので、相談援助者自身の反応の仕方に注意する。
4:誤り。アセスメントシートの項目の順番に従い質問するのではなく、会話の流れに柔軟に対応して聞き取りを行っていくことが望ましい。
5:誤り。強い怒りを表出しているクライエントとの面接では、感情的に巻き込まれることがないように注意しながら、情緒的関与を行う。