介護支援専門員に関する説明として、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1:介護保険制度の要として、保健・医療・福祉サービスをすべてこなす万能な専門職でなければならない。
2:多職種をまとめたチームケアにおけるスーパーバイザーとして管理・監督を行うことが主な任務である。
3:サービス利用者が主体的かつ適切にサービスを利用することによって、より自立的でその人らしい日常生活が維持できるように支援する。
4:介護支援専門員となるためには、実務研修受講試験合格後、実務研修を修了し、修了証明書の交付を受ければよい。
5:介護支援サービスの全過程において、要介護者等を擁護し、支援し続ける立場にある。
答:3・5
1:誤り。介護支援専門員は、介護保険制度の要として、保健・医療・福祉サービスの各専門職の連絡調整を行う。
2:誤り。介護支援専門員は、多職種をまとめたチームケアにおける連絡調整を行うことが主な任務である。
3:正しい。介護支援専門員は、サービス利用者が主体的かつ適切にサービスを利用することによって、より自立的でその人らしい日常生活が維持できるように支援する。
4:誤り。介護支援専門員となるためには、実務研修受講試験合格後、実務研修を修了し、修了証明書の交付を受けるだけでは足りず、都道府県知事の登録を受け、介護支援専門員証の交付を受けなければならない。
5:正しい。介護支援専門員は、介護支援サービスの全過程において、要介護者等を擁護し、支援し続ける立場にある。