居宅介護支援の相談援助における家族の位置付けとして適切なものはどれか。3つ選べ。
1:要介護者本人のみならず、介護者を含めた家族全体を支援の対象としてとらえる。
2:家族による要介護者への心理的虐待が疑われる場合でも、家族との信頼関係を優先する。
3:要介護者と家族間の介護に関わる考え方の違いを必要に応じて調整することも、介護支援専門員の役割である。
4:居宅サービス計画においては、家族の役割は情緒的な支援の提供に限定される。
5:介護支援専門員は、介護サービスの活用によって家族の過重な介護負担を軽減し、介護者の自己実現も図られるよう支援する。
答:1・3・5
1:正しい。居宅介護支援の相談援助においては、要介護者本人のみならず、介護者を含めた家族全体を支援の対象としてとらえる。
2:誤り。家族による要介護者への心理的虐待が疑われる場合には、直ちに適切な対応をとる必要がある。
3:正しい。要介護者と家族間の介護に関わる考え方の違いを必要に応じて調整することも、介護支援専門員の役割である。
4:誤り。居宅サービス計画においては、家族の役割は情緒的な支援の提供に限定されるわけではない。
5:正しい。介護支援専門員は、介護サービスの活用によって家族の過重な介護負担を軽減し、介護者の自己実現も図られるよう支援する。