認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。
1:認知症の原因として最も多いのは、ピック病である。
2:長谷川式認知症スケールやMini-Mental State Examination(MMSE)の結果のみで認知症と診断してはいけない。
3:認知症の人は、記憶力や判断力が低下しているので、現実を知らせないほうが落ち着いて生活できる。
4:アルツハイマー病は、血管性認知症に比べ、神経症状が少なく、感情の平板化がみられることが多い。
5:認知症ケアの基本的考え方は、認知症をもつ人と共生するという姿勢をもち、個別ケアを提供していくことである。
答:2・4・5
1:誤り。認知症の原因として最も多いのは、アルツハイマー病である。
2:正しい。長谷川式認知症スケールやMini-Mental State Examination(MMSE)の結果のみで認知症と診断してはいけない。
3:誤り。認知症の人は、記憶力や判断力が低下しているが、現実を正確に知らせることが必要である。
4:正しい。アルツハイマー病は、血管性認知症に比べ、神経症状が少なく、感情の平板化がみられることが多い。
5:正しい。認知症ケアの基本的考え方は、認知症をもつ人と共生するという姿勢をもち、個別ケアを提供していくことである。