急変時の対応について適切なものはどれか。3つ選べ。
1:高齢者では、狭心症でも胸痛の程度が軽いことがある。
2:心室細動の場合には、握りこぶしで前胸部を叩くことで、心拍が再開することがある。
3:気道を確保するためには、頭部を前屈させ、下顎を胸につけるようにする。
4:異物による上気道の閉塞の場合には、胸部を強く圧迫することにより、異物の除去を試みる。
5:黒い便を見たら、上部消化管出血を考える。
答:1・2・5
1:正しい。高齢者では、狭心症でも胸痛の程度が軽いことがある。
2:正しい。心室細動の場合には、握りこぶしで前胸部を叩くことで、心拍が再開することがある。
3:誤り。気道を確保するためには、頭部を後屈させ、下顎を上げるようにする。
4:誤り。異物による上気道の閉塞の場合には、心窩部を強く圧迫することにより、異物の除去を試みる。
5:正しい。黒い便を見たら、上部消化管出血を考える。