介護保険制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
1:介護を要する状態の者に介護サービスを提供することが目的であり、要介護状態になるおそれがある者は対象とならない。
2:介護支援専門員の選択に基づき、市町村が利用者にあったサービスを決定する。
3:高齢化がさらに進むと予測される中で、介護に要する費用を安定的に確保することを目的としている。
4:保険給付の内容及び水準は、可能な限り、居宅で自立した日常生活を営むように配慮される。
5:国民は、要介護状態になった場合においても、進んでリハビリテーション等を利用し、能力の維持向上に努めなければならない。
答:3・4・5
1:誤り。介護保険では、被保険者の要介護状態又は要支援状態に関して必要な保険給付を行い、要介護状態になるおそれがある者に対しては介護予防給付が行われる。
2:誤り。介護保険制度では、被保険者の選択に基づき、サービスを決定する。
3:正しい。介護保険制度は、高齢化がさらに進むと予測される中で、介護に要する費用を安定的に確保することを目的としている。
4:正しい。介護保険制度における保険給付の内容及び水準は、可能な限り、居宅で自立した日常生活を営むように配慮される。
5:正しい。介護保険制度において、国民は、要介護状態になった場合においても、進んでリハビリテーション等を利用し、能力の維持向上に努めなければならない。
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