次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、安全装置について正しいものはどれか。
イ.溶栓が作動すると内部の冷媒が大気圧になるまで放出するので、可燃性または毒性を有する冷媒を使用した冷凍装置には溶栓は使用しない。
ロ.所定の内容積以上のフルオロカーボン冷媒用の圧力容器には、安全弁を取り付けなければならない。
ハ.可燃性ガス冷媒の冷凍装置では、漏えいしたガスが滞留して限界濃度を超えるおそれがある場合でもガス漏えい検知警報設備は設ける必要はない。
ニ.圧力容器などに取り付ける安全弁には、止め弁を設ける。これは、安全弁が作動したときに冷媒が漏れ続けないようにするためである。
1:イ、ロ
2:イ、ハ
3:ロ、ハ
4:ロ、ニ
5:ハ、ニ
答:1
イ.正しい。溶栓が作動すると内部の冷媒が大気圧になるまで放出するので、可燃性または毒性を有する冷媒を使用した冷凍装置には溶栓は使用しない。
ロ.正しい。内容積500リットル以上の圧力容器には、安全弁を取り付けなければならない。
ハ.誤り。可燃性ガスまたは毒性ガスの製造施設には、漏えいしたガスが滞留するおそれのある場所に、ガス漏えい検知警報設備を設けなければならない。
ニ.誤り。圧力容器などに取り付ける安全弁には、修理等のために止め弁を設ける。
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