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H24保安管理技術-問13

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の据付け、圧力試験および試連転について正しいものはどれか。

イ.圧縮機の据えけで防振支持を行うと、圧縮機の振動が配管に伝わり、配管を損傷したり、配管を通じて他に振動が伝わったりするが、これを防止するため、圧縮機の吸込み管や吐出し管にフレキシブルチューブを送入する方法がある。

ロ.液体で行う耐圧試験の圧力は、設計圧力または許容圧力のいずれか低いほうの圧力以上とする。

ハ.圧縮機など配管以外の部分について耐圧強度を確認してからそれらを配管で接続して、すべての冷媒系統について必ず真空試験を行ってから気密試験を行う。

ニ.真空乾燥の後に水分が混入しないように配慮しながら冷凍装置に冷凍機油と冷媒を充てんし、電力・制御系統、冷却水系統などを十分に点検してから始動試験を行う。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:イ、ニ

4:ロ、ハ

5:ハ、ニ

答:3

イ.正しい。圧縮機の据えけで防振支持を行うと、圧縮機の振動が配管に伝わり、配管を損傷したり、配管を通じて他に振動が伝わったりするが、これを防止するため、圧縮機の吸込み管や吐出し管にフレキシブルチューブを挿入する方法がある。

ロ.誤り。液体で行う耐圧試験の圧力は、設計圧力または許容圧力のいずれか低いほうの圧力の1.5倍以上の圧力とする。

ハ.誤り。圧縮機など配管以外の部分について耐圧強度を確認してからそれらを配管で接続して、すべての冷媒系統について気密試験を行う。真空試験は法に定められたものではないが、フルオロカーボン冷凍装置では、気密試験の後に真空試験を実施してから運転を行うとよい。

ニ.正しい。真空乾燥の後に水分が混入しないように配慮しながら冷凍装置に冷凍機油と冷媒を充てんし、電力・制御系統、冷却水系統などを十分に点検してから始動試験を行う。

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