次のイ、ロ、ハの記述のうち、製造設備が定置式製造設備である第一種製造者の製造施設に係る技術上の基準について冷凍保安規則上正しいものはどれか。
イ．冷媒設備の配管の変更工事の完成検査における気密試験は、許容圧力以上の圧力で行わなければならない。
ロ．冷媒設備の圧縮機が強制潤滑方式であり、かつ、潤滑油圧力に対する保護装置を有しているものである場合は、その圧縮機の油圧系統には圧力計を設けなくてもよいが、その油圧系統を除く冷媒設備には圧力計を設けなければならない。
ハ．製造設備を設置した室に外部から容易に立ち入ることができない措置を講じた場合、製造施設に警戒標を掲げる必要はない。
１：イ
２：ハ
３：イ、ロ
４：ロ、ハ
５：イ、ロ、ハ
答：３
イ．正しい。気密試験は、許容圧力以上の圧力で行わなければならない。
【冷凍保安規則 第七条】
ロ．正しい。冷媒設備（圧縮機（当該圧縮機が強制潤滑方式であって、潤滑油圧力に対する保護装置を有するものは除く。）の油圧系統を含む。）には、圧力計を設けなければならない。
【冷凍保安規則 第七条】
ハ．誤り。製造施設には、当該施設の外部から見やすいように警戒標を掲げなければならない。
【冷凍保安規則 第七条】