次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒配管について正しいものはどれか。
イ.アンモニア冷媒用の配管には、銅および銅合金を使用してはならない。
ロ.圧縮機への吸込み管の立ち上がりが非常に長い場合には、約10mごとに中間トラップを設けることがあるが、これは油を圧縮機に吸い込ませないためである。
ハ.冷媒液配管内にフラッシュガスが発生すると、膨張弁の冷媒流量が増加し、冷凍能力が増加する。
ニ.圧縮機吐出し管の施工上の大切なことは、圧縮機の停止中に配管内で凝縮した液や油が逆流しないようにすることである。
1:イ、ロ
2:イ、ニ
3:ロ、ハ
4:ロ、ニ
5:ハ、ニ
答:2
イ.正しい。アンモニア冷媒用の配管には、銅および銅合金を使用してはならない。
ロ.誤り。圧縮機への吸込み管の立ち上がりが非常に長い場合には、約10mごとに中間トラップを設けることがあるが、これは油を圧縮機に戻しやすくするためである。
ハ.誤り。冷媒液配管内にフラッシュガスが発生すると、膨張弁の冷媒流量が減少し、冷凍能力が減少する。
ニ.正しい。圧縮機吐出し管の施工上の大切なことは、圧縮機の停止中に配管内で凝縮した液や油が逆流しないようにすることである。
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