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H22保安管理技術-問5

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、圧縮機について正しいものはどれか。

イ.圧縮機は冷媒蒸気の圧縮方法により、容積式、遠心式に大別されるが、スクリュー圧縮機、往復圧縮機は容積式である。

ロ.スクリュー圧縮機の容量制御はスライド弁で行い、ある範囲内で無段階制御または段階制御が可能である。

ハ.遠心圧縮機は冷凍負荷の大容量なものに適しているが、高圧力比には不向きなため、空調用として使用されることが多い。

ニ.往復圧縮機のオイルリングが著しく磨耗すると、油上がりは多くなるが、油分離器をつけている場合には凝縮器や蒸発器の伝熱性能に影響を与えない。

1:イ、ロ

2:イ、ニ

3:ハ、ニ

4:イ、ロ、ハ

5:ロ、ハ、ニ

答:4

イ.正しい。圧縮機は冷媒蒸気の圧縮方法により、容積式、遠心式に大別されるが、スクリュー圧縮機、往復圧縮機は容積式である。

ロ.正しい。スクリュー圧縮機の容量制御はスライド弁で行い、ある範囲内で無段階制御または段階制御が可能である。

ハ.正しい。遠心圧縮機は冷凍負荷の大容量なものに適しているが、高圧力比には不向きなため、空調用として使用されることが多い。

ニ.誤り。往復圧縮機のオイルリングが著しく磨耗すると、油上がりは多くなり、圧縮機から凝縮器に向かってかなりの量の油が送り出される。油分離器があっても、そこで油が完全に分離できないので、凝縮器や蒸発器に油がたまり、熱交換器での伝熱が悪くなり、冷凍能力が低下する。

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