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保安管理技術(問1~問10)

H22保安管理技術-問1

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍の原理について正しいものはどれか。

イ.冷媒が液体から蒸気に、または蒸気から液体に状態変化するときに必要とする熱を、潜熱と呼ぶ。

ロ.小さな圧縮機軸動力で大きな冷凍能力を出せる冷凍装置が望ましいが、そのためには蒸気温度をできるだけ低くするとよい。

ハ.空冷凝縮器は外気に放熱するが、この熱を暖房や加熱に利用する冷凍装置を、ヒートポンプ装置と呼ぶ。

ニ.蒸発器では、周囲に熱を放出して冷媒が蒸発する。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

解答と解説

H22保安管理技術-問2

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍サイクルおよび熱の移動について正しいものはどれか。

イ.冷媒の蒸発温度が-30℃よりも低く、単段圧縮冷凍装置では圧縮機吐出しガス温度の高温化や冷凍装置の効率低下が見られるときには、二段圧縮機冷凍装置が使用される。

ロ.冷凍サイクルの蒸発器で冷媒から奪う熱量のことを、冷凍効果という。

ハ.冷蔵庫壁を通過する伝熱量は、その壁で隔てられた両側の流体間の温度差、冷蔵庫壁の面積、熱通過率に比例する。

ニ.固体壁表面での熱交換による伝熱量は、伝熱面積、固体壁表面の温度と周囲温度との温度差および比例係数の積で表されるが、この比例係数のことを熱伝導率という。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:イ、ニ

4:ロ、ハ

5:ロ、ニ

解答と解説

H22保安管理技術-問3

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍能力、軸動力および成績係数について正しいものはどれか。

イ.往復圧縮機の体積効率の値は、圧縮機の構造、運転の圧力比の大きさなどによって異なり、圧力比とシリンダのすきま容積比が大きくなるほど体積効率が大きくなる。

ロ.圧縮機の吸込み蒸気の比体積は、吸込み圧力が低いほど、また、吸込み蒸気の過熱度が大きいほど大きくなり、圧縮機の冷媒循環量および冷凍能力が減少する。

ハ.圧縮機においては、駆動の軸動力に相当する熱量が冷媒に加えられ、この熱量が蒸発器で冷媒に取り入られた熱量と一緒になって、圧縮機から凝縮器に向かって吐き出される。

ニ.実際の冷凍装置は、蒸発温度と凝縮温度との温度差が大きくなると、圧縮機の圧力比、断熱効率と機械効率がともに大きくなるので、成績係数が低下する。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:イ、ニ

4:ロ、ハ

5:ロ、ハ、ニ

解答と解説

H22保安管理技術-問4

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒および潤滑油について正しいものはどれか。

イ.非共沸混合冷媒が蒸発する場合は、沸点の低い冷媒が早く蒸発し、凝縮する場合は沸点の高い冷媒が早く凝縮する。

ロ.アンモニア液は、鉱油にほとんど溶解しない。また、アンモニア液のほうが鉱油よりも比重が小さいので油溜め器、液溜め器などでは油が底に溜まるので、油抜きは容器底部から行う。

ハ.冷媒と潤滑油の組み合わせとして、R22とR134aは鉱油、R407Cはエーテル油、R404Aはエステル油が一般的に使用される。

ニ.フルオロカーボン冷媒は、水分が混入すると冷媒が加水分解し、酸性の物質を作り金属を腐食させるので、ドライヤをつけて冷媒に混入した水分を吸着して除去する。

1:イ、ハ

2:イ、ニ

3:ロ、ハ

4:イ、ロ、ニ

5:ロ、ハ、ニ

解答と解説

H22保安管理技術-問5

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、圧縮機について正しいものはどれか。

イ.圧縮機は冷媒蒸気の圧縮方法により、容積式、遠心式に大別されるが、スクリュー圧縮機、往復圧縮機は容積式である。

ロ.スクリュー圧縮機の容量制御はスライド弁で行い、ある範囲内で無段階制御または段階制御が可能である。

ハ.遠心圧縮機は冷凍負荷の大容量なものに適しているが、高圧力比には不向きなため、空調用として使用されることが多い。

ニ.往復圧縮機のオイルリングが著しく磨耗すると、油上がりは多くなるが、油分離器をつけている場合には凝縮器や蒸発器の伝熱性能に影響を与えない。

1:イ、ロ

2:イ、ニ

3:ハ、ニ

4:イ、ロ、ハ

5:ロ、ハ、ニ

解答と解説

H22保安管理技術-問6

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、凝縮器について正しいものはどれか。

イ.高温、高圧の圧縮機吐出しガスを、凝縮器によって液化するために取り去る熱量を凝縮負荷といい、冷凍能力に圧縮機軸動力を加えて求めることができる。

ロ.シェルアンドチューブ水冷凝縮器は、鋼管製の円筒胴と伝熱管から構成されており、冷却水が円筒胴の内側と伝熱管の間の空間に送り込まれ、伝熱管の中を圧縮機吐出しガスが通るようになっている。

ハ.冷却管の水あかの熱伝導抵抗を汚れ係数で表し、汚れ係数が大きいほど熱通過率が低下する。

ニ.プレートフィン空冷凝縮器は、薄板で作られたフィンに穴をあけて、そこに冷却管を通し、このフィンをある間隔で冷却管に圧着させた形をしており、フィンの材料・形状、冷却管の種類、前面風速、入口空気の乾球温度などによって、熱交換性能が変化する。

1:イ、ロ

2:イ、ニ

3:ロ、ハ

4:イ、ハ、ニ

5:ロ、ハ、ニ

解答と解説

H22保安管理技術-問7

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、蒸発器について正しいものはどれか。

イ.膨張弁から流出する冷媒をそのまま蒸発管に導き、飽和液が周囲から熱を取り込んで乾き飽和蒸気となり、さらに、いくらか過熱された状態で蒸発管から出て行くようにした蒸発器を、冷媒液強制循環式蒸発器という。

ロ.冷蔵用の空気冷却器では、算術平均温度差は通常5~10K程度であるがこの温度差が大きすぎると、蒸発温度を高くしなければならないので圧縮機の軸動力は減少し、装置の成績係数が低下する。

ハ.シェルアンドチューブ形満液式蒸発器に入る冷媒は、大きな容器のシェルの中で蒸発して冷媒蒸気が圧縮機に吸い込まれ、冷媒液は滞留してシェル内の冷却管を浸している。蒸発器内に入った油の戻りが悪いので、油戻し装置が必要になる。

ニ.プレートフィンコイル蒸発器のフィン表面に霜が厚く付着すると、空気の通路が狭くなって風量が減少し、霜の熱伝導率が小さいため伝熱が妨げられ、蒸発圧力、蒸発温度が低下する。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

解答と解説

H22保安管理技術-問8

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、自動制御機器について正しいものはどれか。

イ.温度自動膨張弁は、高圧の冷媒液を低圧部に絞り膨張させる機能と、過熱度により冷媒流量を調節して冷凍装置を効率よく運転することの二つの役割をもっている。

ロ.内部均圧形温度自動膨張弁は、冷媒の流れの圧力降下の大きな蒸発器、ディストリビュータで冷媒を分配する蒸発器に使用される。

ハ.蒸発圧力調整弁は、蒸発器の出口配管に取り付けて、蒸発器内の冷媒の蒸発圧力が所定の蒸発圧力よりも下がるのを防止する目的で用いる。

ニ.吸入圧力調整弁は、弁の出口側の圧縮機吸込み圧力が設定値よりも下がらないように調節する。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

解答と解説

H22保安管理技術-問9

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、付属機器について正しいものはどれか。

イ.ドライヤの乾燥剤にシリカゲルやゼオライトが用いられる理由は、化学反応により水分を除去しやすいこと、砕けにくいことである。

ロ.液分離器は、冷媒蒸気中に混在した液を分離し、蒸気だけを圧縮機に吸い込ませて、液圧縮を防止して圧縮機を保護する役目で取り付けられる。

ハ.高圧受液器は、つねに冷媒液を確保して、液とともに冷媒蒸気が流れ出さないような構造である。

ニ.油分離器は、圧縮機の吸込み管に設けられ、冷媒液と潤滑油を分離する機器である。

1:イ、ロ

2:イ、ニ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

解答と解説

H22保安管理技術-問10

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒配管について正しいものはどれか。

イ.アンモニア冷媒用の配管には、銅および銅合金を使用してはならない。

ロ.圧縮機への吸込み管の立ち上がりが非常に長い場合には、約10mごとに中間トラップを設けることがあるが、これは油を圧縮機に吸い込ませないためである。

ハ.冷媒液配管内にフラッシュガスが発生すると、膨張弁の冷媒流量が増加し、冷凍能力が増加する。

ニ.圧縮機吐出し管の施工上の大切なことは、圧縮機の停止中に配管内で凝縮した液や油が逆流しないようにすることである。

1:イ、ロ

2:イ、ニ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

解答と解説

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