次のイ、ロ、ハの記述のうち、製造設備が認定指定設備である製造施設について冷凍保安規則上正しいものはどれか。
イ.認定指定設備に変更の工事を施すと、指定設備認定証が無効になる場合がある。
ロ.認定指定設備を使用する高圧ガスの製造は、1日に1回以上その製造設備が属する製造施設の異常の有無を点検して行わなければならないが、自動制御装置を設けて自動運転を行うことができる設備のものにあってはこの限りではない。
ハ.認定指定設備として認定を受けるときの条件の一つに、「冷媒設備は、その設備の製造業者の事業所において試運転を行い、使用場所に分割されずに搬入されたものであること」がある。
1:イ
2:ロ
3:イ、ハ
4:ロ、ハ
5:イ、ロ、ハ
答:3
イ.正しい。認定指定設備に変更の工事を施したとき、又は認定指定設備の移設等を行ったときは、指定設備認定証が無効になる。ただし、特に定められているもの(当該変更の工事が同一の部品への交換のみである場合等)については、この限りでない。
【冷凍保安規則 第六十二条】
ロ.誤り。高圧ガスの製造は、製造する高圧ガスの種類及び製造設備の態様に応じ、1日に1回以上その製造設備が属する製造施設の異常の有無を点検し、異常のあるときは、その設備の補修その他の危険を防止する措置を講じて行わなければならない。自動制御装置を設けて自動運転を行うことができる設備のものにあっても同様である。
【冷凍保安規則 第九条】
ハ.正しい。認定指定設備として認定を受けるときの条件の一つに、「冷媒設備は、その設備の製造業者の事業所において試運転を行い、使用場所に分割されずに搬入されたものであること」がある。
【冷凍保安規則 第五十七条】
- Back: H22法令-問19
- Next: H22保安管理技術-問1