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H21保安管理技術-問6

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、凝縮器について正しいものはどれか。

イ.シェルアンドチューブ水冷凝縮器の伝熱面積は、冷媒に接する冷却管外表面の合計面積で表す。

ロ.水冷凝縮器では、冷却水中の汚れや不純物が冷却管内面に水あかとして付着し、水あかの熱伝導率が大きいので、熱通過率の値が大きくなり、凝縮濃度が上昇する。

ハ.蒸発式凝縮器では、冷却コイルに散水ヘッダから水を散布して、主として水の蒸発潜熱を利用して冷媒を凝縮させる。

ニ.空冷凝縮器では、空気側熱伝達率が冷媒側伝熱率に比べて小さいので、内外の熱伝達抵抗を同程度にするために、冷却管の空気側の外面にフィンをつけて表面積を増大する。

1:イ

2:イ、ロ

3:ロ、ハ

4:ハ、ニ

5:イ、ハ、ニ

答:5

イ.正しい。シェルアンドチューブ水冷凝縮器の伝熱面積は、冷媒に接する冷却管外表面の合計面積で表す。

ロ.誤り。水冷凝縮器では、冷却水中の汚れや不純物が冷却管内面に水あかとして付着し、水あかの熱伝導率が小さいので、熱通過率の値が小さくなり、凝縮濃度が上昇する。

ハ.正しい。蒸発式凝縮器では、冷却コイルに散水ヘッダから水を散布して、主として水の蒸発潜熱を利用して冷媒を凝縮させる。

ニ.正しい。空冷凝縮器では、空気側熱伝達率が冷媒側伝熱率に比べて小さいので、内外の熱伝達抵抗を同程度にするために、冷却管の空気側の外面にフィンをつけて表面積を増大する。

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