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労働衛生

H19前期-問11

温度感覚を表す指標として用いられ、感覚温度ともいわれるものは、次のうちどれか。

1:実効温度

2:至適温度

3:湿球温度

4:黒球温度

5:不快指数

解答と解説

H19前期-問12

一般の事務所における換気等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:人間の呼気の成分の中で、酸素の濃度は約16%、二酸化炭素の濃度は約4%である。

2:新鮮外気中の酸素濃度は、約21%、二酸化炭素濃度は、0.03~0.04%である。

3:室内の空気の清浄度を保つために入れ替える必要のある空気の量を必要換気量といい、通常、1時間に交換される空気量で表す。

4:外気によって換気を行うとき、必要換気量は、室内にいる人が1時間に呼出する二酸化炭素量を、室内の二酸化炭素基準濃度で除して算出する。

5:機械換気を行う場合の必要換気量算出にあたっては、普通、室内二酸化炭素基準濃度を0.1%とする。

解答と解説

H19前期-問13

作業管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:作業管理とは、換気設備の改善等工学的な対策によって、作業環境を良好な状態に維持することをいう。

2:作業管理にかかわる内容は、作業強度、作業密度、作業時間、作業姿勢、休憩など広い範囲にわたる。

3:作業管理の手法としては、心身に対する負荷が少ない作業の手順や方法等を定めることが必要である。

4:作業管理では、作業標準による作業の進め方について教育することが必要である。

5:作業管理を進める上で、産業疲労を考える場合、日常生活とのかかわりを無視することはできない。

解答と解説

H19前期-問14

下文中の[  ]内Aの用語及びBの数字の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。

「疾病り患の頻度を表す病休度数率は、次の式により求められる。」

[ A ]/在籍労働者の延実労働時間数*[ B ]


1:A=疾病休業件数 B=1000

2:A=疾病休業件数 B=10000

3:A=疾病休業件数 B=1000000

4:A=疾病休業延日数 B=1000

5:A=疾病休業延日数 B=1000000

解答と解説

H19前期-問15

中央管理方式の空気調和設備を設けている事務室の空気環境の測定とこれに用いる器具の組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

1:気温の測定-----黒球温度計

2:相対湿度の測定-----アスマン通風乾湿計

3:気流の測定-----熱線風速計

4:二酸化炭素濃度の測定-----検知管方式による二酸化炭素検定器

5:一酸化炭素濃度の測定-----検知管方式による一酸化炭素検定器

解答と解説

H19前期-問16

細菌性食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:ブドウ球菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌は、いずれも毒素型食中毒を起こす細菌である。

2:ブドウ球菌による毒素は、熱に弱い。

3:サルモネラ菌は、病原性好塩菌ともいわれる。

4:ボツリヌス菌による毒素は、神経毒である。

5:腸炎ビブリオによる食中毒は、ネズミなどの糞尿により汚染された食肉、鶏卵等が原因となることが多い。

解答と解説

H19前期-問17

労働者の健康の保持増進のために事業者が行う健康測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:健康測定における医学的検査は、労働者の健康障害や疾病の早期発見を主な目的として行う。

2:健康測定における生活状況調査は、仕事の内容、職場の人間関係のほか、趣味・し好、運動習慣・運動歴、食生活などについても行う。

3:健康測定における運動機能検査では、筋力、柔軟性、平衡性、敏捷性、全身持久性などの検査を行う。

4:健康測定の結果に基づき、個々の労働者の健康状態にあわせた運動指導を行う。

5:健康測定の結果に基づき、勤務形態や生活習慣からくる健康上の問題を解決するために、個々の労働者に対し必要な保健指導を行う。

解答と解説

H19前期-問18

採光、照明に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:天井や壁に光を当てて、反射光が作業面を照らすようにした照明方法を全般照明という。

2:局部照明は、検査作業などのように、特に手元が高照度であることが必要な場合に用いられる。

3:前方から明かりをとるとき、眼と光源を結ぶ線と視線とが作る角度は、30°以上になるようにする。

4:全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明の照度は、局部照明による照度の1/10以上であることが望ましい。

5:部屋の彩色として、目より上方の壁や天井は、照明効果を良くするため明るい色にし、目の高さ以下の壁面は、まぶしさを防ぎ安定感を出すために濁色にする。

解答と解説

H19前期-問19

火傷の救急処置等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:できるだけ早く、火傷部に軟膏や油類を塗り、空気を遮断する。

2:生じた水疱は、破って十分消毒した後、ガーゼを当てる。

3:化学薬品がかかった場合には、直ちに中和剤により中和した後、水で洗浄する。

4:火傷の分類では、Ⅰ度が最も重症で、皮膚は白っぽくなったり、ただれてくる。

5:水疱ができる程度の火傷は、Ⅱ度に分類される。

解答と解説

H19前期-問20

口対口呼気吹き込み法による人工呼吸及び心マッサージ(胸骨圧迫)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:気道を確保するためには、仰むけの事故者のそばにしゃがみ、顎を下に押す。

2:人工呼吸をまず1回行い、その後約30秒間は様子を見て、呼吸、咳、体の動きなどがみられない場合に、心マッサージを行う。

3:人工呼吸と心マッサージを実施するときは、人工呼吸1回に心マッサージ10回を繰り返す。

4:心マッサージは、1分間に約100回のリズムで行う。

5:心マッサージを行う場合には、事故者を柔らかいふとんの上に寝かせて行う。

解答と解説

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