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H27後期-問27

感覚又は感覚器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:内耳は、前庭、半規管及び蝸牛から成り、蝸牛が平衡感覚をつかさどっている。

2:皮膚感覚には、触圧覚、痛覚、温度感覚(温覚・冷覚)などがあり、これらのうち冷覚を感じる冷覚点の密度は、他の感覚点に比べて大きい。

3:網膜には色を感じる錐状体と、明暗を感じる杵状体の2種類の視細胞がある。

4:眼軸が長過ぎるために、平行光線が網膜の前方で像を結ぶ状態は、遠視である。

5:嗅覚は、わずかな匂いでも感じるほど鋭敏で、同じ臭気に対しても疲労しにくい。

答:3

1:誤り。内耳は、前庭、半規管及び蝸牛から成り、前庭と半規管が平衡感覚をつかさどっている。

2:誤り。皮膚感覚には、触圧覚、痛覚、温度感覚(温覚・冷覚)などがあり、これらのうち痛覚を感じる痛覚点の密度は、他の感覚点に比べて大きい。

3:正しい。網膜には色を感じる錐状体と、明暗を感じる杵状体の2種類の視細胞がある。

4:誤り。眼軸が長過ぎるために、平行光線が網膜の前方で像を結ぶ状態は、近視である。

5:誤り。嗅覚は、わずかな匂いでも感じるほど鋭敏で、同じ臭気に対して疲労しやすい。

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