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労働生理

H24後期-問21

ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

1:ホルモン=コルチゾール 内分泌器官=副腎皮質 はたらき=血糖量の増加

2:ホルモン=メラトニン 内分泌器官=副腎髄質 はたらき=体液中の塩類バランスの調節

3:ホルモン=パラソルモン 内分泌器官=副甲状腺 はたらき=血中のカルシウム量の調節

4:ホルモン=インスリン 内分泌器官=膵臓 はたらき=血糖量の減少

5:ホルモン=グルカゴン 内分泌器官=膵臓 はたらき=血糖量の増加

解答と解説

H24後期-問22

BMIは肥満度の評価に用いられる指標で、身長と体重から算出されるが、身長170cm、体重72kgの人のBMIに最も近い値は次のうちどれか。

1:30

2:27

3:25

4:23

5:211

解答と解説

H24後期-問23

呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:呼吸運動は、主として呼吸筋(肋間筋)と横隔膜のろっ協調運動によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。

2:胸郭内容積が増し、内圧が低くなるにつれ、鼻腔くうや気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。

3:肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。

4:呼吸に関与する筋肉は、間脳の視床下部にある呼吸中枢によって支配されている。

5:身体活動時には、血液中の二酸化炭素分圧の上昇などにより呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。

解答と解説

H24後期-問24

下の図は、ヒトの血液循環の経路を模式的に表したものであるが、図中の血管ア~カを流れる血液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:血管アは静脈であるが、動脈血が流れる。

2:血管ア~カを流れる血液のうち、二酸化炭素を最も多く含む血液は、血管イを流れる血液である。

3:血管ウを流れる血液は、血管イを流れる血液に比べて酸素を多く含む。

4:血管カを流れる血液は、血管エを流れる血液に比べて尿素を多く含む。

5:血管ア~カを流れる血液のうち、食後、ブドウ糖を最も多く含む血液は、血管オを流れる血液である。

解答と解説

H24後期-問25

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索、複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。

2:中枢神経系には脳と脊髄が、末梢神経系には体性神経と自律神経がある。

3:自律神経は、運動と感覚に関与し、体性神経は、呼吸、循環などに関与する。

4:大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考等の作用を支配する中枢として機能する。

5:交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。

解答と解説

H24後期-問26

蛋白質並びにその分解、吸収及び代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:蛋白質は、約20種類のアミノ酸が結合してできており、内臓、筋肉、皮膚など人体の臓器等を構成する主成分である。

2:蛋白質は、膵臓から分泌される消化酵素である膵すいリパーゼなどによりアミノ酸に分解され、小腸から吸収される。

3:血液循環に入ったアミノ酸は、体内の各組織において蛋白質に再合成される。

4:肝臓では、アミノ酸から多くの血漿蛋白質が合成される。

5:飢餓時には、肝臓などでアミノ酸などからブドウ糖を生成する糖新生が行われる。

解答と解説

H24後期-問27

腎臓又は尿に関する次のAからDまでの記述について、誤っているものの組合せは1~5のうちどれか。

A 腎機能が正常な場合、糖はボウマン嚢中に濾し出されないので尿中には排出されない。

B 腎機能が正常な場合、大部分の蛋白質はボウマン嚢中に濾し出されるが、尿細管でほぼ100%再吸収されるので尿中にはほとんど排出されない。

C 尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱酸性である。

D 尿の95%は水分で、残りの5%が固形物であるが、その成分は全身の健康状態をよく反映するので、尿検査は健康診断などで広く行われている。

1:A、B

2:A、C

3:A、D

4:B、C

5:C、D

解答と解説

H24後期-問28

血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:血液は、血漿と有形成分から成り、有形成分は赤血球、白血球及び血小板から成る。

2:血漿中の蛋白質のうち、グロブリンには、免疫に関係する抗体としての働きをもつものがある。

3:白血球のうちリンパ球にはBリンパ球やTリンパ球などがあり、これらは免疫反応に関与している。

4:血小板は、核を持たない不定形の細胞で、体内に侵入してきた細菌やウイルスを貪食する働きがある。

5:血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲン(線維素原)がフィブリン(線維素)に変化する現象である。

解答と解説

H24後期-問29

下図は、ヒトの右耳の構造を示したものであるが、耳の中を音の振動が伝わり、音の刺激を受け取るまでの経路を正しく示したものは1~5のうちどれか。

1:A - B - C - F - G

2:A - B - C - I - H

3:A - B - E - F - G

4:A - B - E - I - H

5:A - B - C - I - D

解答と解説

H24後期-問30

筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:筋肉は、横紋筋と平滑筋に分けられるが、心筋は横紋筋である。

2:筋肉の縮む速さが速ければ速いほど、仕事の効率は大きい。

3:筋肉中のグリコーゲンは、筋肉の収縮時に酸素が不足していると、水と二酸化炭素にまで分解されず乳酸になる。

4:刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、最も単純な反射には膝蓋腱反射などの伸張反射がある。

5:荷物を持ち上げたり屈伸運動をするとき、関節運動に関与する筋肉には、等張性収縮が生じている。

解答と解説

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