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H24後期-問19

食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産生された毒素によって起こる食中毒で、代表的なものとしてサルモネラ菌によるものがある。

2:感染型食中毒は、食物に付着している細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、代表的なものとして黄色ブドウ球菌によるものがある。

3:O-157やO-111による食中毒は、赤痢菌の毒素と類似の毒素を産生する大腸菌による食中毒で、腹痛、出血を伴う水様性の下痢などを呈する。

4:テトロドトキシンは、カビの産生する毒素の一つで腹痛や下痢を起こす。

5:エンテロトキシンは、食中毒の原因となる自然毒の一つであるフグ毒の主成分である。

答:3

1:誤り。毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産生された毒素によって起こる食中毒で、代表的なものとして黄色ブドウ球菌によるものがある。

2:誤り。感染型食中毒は、食物に付着している細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、代表的なものとしてサルモネラ菌によるものがある。

3:正しい。O-157やO-111による食中毒は、赤痢菌の毒素と類似の毒素を産生する大腸菌による食中毒で、腹痛、出血を伴う水様性の下痢などを呈する。

4:誤り。テトロドトキシンは、食中毒の原因となる自然毒の一つであるフグ毒の主成分である。

5:誤り。エンテロトキシンは、黄色ブドウ球菌がつくる毒素の一つで嘔吐や腹痛、下痢を起こす。

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