雇入れ時の安全衛生教育に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
1:「事故時等における応急措置及び退避に関すること」については、事業場の業種にかかわらず教育が必要な事項とされている。
2:金融業の事業場では、「作業手順に関すること」についての教育を省略することができる。
3:常時使用する労働者数が10人未満の事業場であっても、雇入れ時の教育を省略することはできない。
4:3月以内の期間を定めて雇用する労働者については、危険又は有害な業務に従事する者を除き、雇入れ時の教育を省略することができる。
5:教育を行うべき事項の全部又は一部に関し、十分な知識及び技能を有していると認められる労働者については、当該事項についての教育を省略することができる。
答:4
1:正しい。「事故時等における応急措置及び退避に関すること」については、事業場の業種にかかわらず教育が必要な事項とされている。
2:正しい。金融業の事業場では、「作業手順に関すること」についての教育を省略することができる。
3:正しい。常時使用する労働者数が10人未満の事業場であっても、雇入れ時の教育を省略することはできない。
4:誤り。期間を定めて雇用する労働者についても、雇入れ時の安全衛生教育を省略することはできない。
5:正しい。教育を行うべき事項の全部又は一部に関し、十分な知識及び技能を有していると認められる労働者については、当該事項についての教育を省略することができる。