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H24前期-問4

労働安全衛生規則に規定されている医師による健康診断について、法令に違反しているものは次のうちどれか。

1:雇入時の健康診断において、35歳未満の者については、医師の意見を聴いて、貧血検査及び心電図検査を省略している。

2:深夜業を含む業務に常時従事する労働者に対し、6月以内ごとに1回、定期に健康診断を行っているが、胸部エックス線検査については、1年以内ごとに1回しか行っていない。

3:海外に6月以上派遣して帰国した労働者について、国内の業務に就かせるとき、一時的な就業の場合を除いて、海外派遣労働者健康診断を行っている。

4:常時50人の労働者を使用する事業場において、雇入時の健康診断の結果について、所轄労働基準監督署長に報告を行っていない。

5:常時40人の労働者を使用する事業場において、定期健康診断の結果について、所轄労働基準監督署長に報告を行っていない。

答:1

1:誤り。雇入時の健康診断においては、年齢にかかわらず、省略できる検査項目はない。

2:正しい。深夜業等の特定業務に常時従事する労働者に対しては、6月以内ごとに1回、定期に健康診断を行わなければならないが、胸部エックス線検査は1年以内ごとに1回行えばよい。

3:正しい。海外に6月以上派遣して帰国した労働者について、国内の業務に就かせるとき、一時的な就業の場合を除いて、海外派遣労働者健康診断を行わなければならない。

4:正しい。常時50人以上の労働者を使用する事業場であっても、雇入時の健康診断の結果については、所轄労働基準監督署長に報告する必要はない。

5:正しい。常時50人未満の労働者を使用する事業場においては、定期健康診断の結果について、所轄労働基準監督署長に報告を行わなくてもよい。

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